#22 血染めのユフィ

　ユーフェミアの特区宣言によって、その存在意義とキョウトの後ろ盾を失った黒の騎士団。特にルルーシュは『ええいっ！　スザクに続いて黒の騎士団までも･･････っ！　どこまで俺から奪えば気が済むんだ、ユーフェミアっ！！』と怒り心頭です。
　式典会場に乗り込み、ユフィに自分（ゼロ）を撃たせることで構想の瓦解を目論むものの、甘ちゃん童貞坊やルルーシュはあっさり情に流され、敗北を認めるのでした。まる。

　と、ユフィと手を取り合いよりよい未来を目指そうとした矢先、

　全力でうっかり！　ユフィ虐殺宣言！！

　俺、凄い能力持ってるんだぜ〜と冗談まじりで言った言葉が悲劇のはじまり。ギアスの制御が利かなくなったとか、男らしくない言い訳をしつつ、へたれるルルーシュでした。

　ここでようやく見えてきたルルーシュの凋落の兆し。やはりピカレスクロマンは破滅してこそ華。が、ルルーシュのうっかり具合が･･････。途中まで『実は恭順したフリをして、真の狙いはこれでした』と思っていたのですが･･････もはや立派に迂闊で残念な奴です。

　それはともかく。
　いくら副総督の命令とはいえ、あっさり民間人殺戮するブリタニア兵って･･････。揃って空気の読めない奴らなのか、それとも皇族の命令は絶対なのか。･･････ギアス要らないじゃん。

　そしてそろそろオレンジことジェレミア卿復活のようですね。クロヴィスのセリフからすると専用のＫＦも用意されているようで、第一期のラスボスはオレンジさんが勤めるのでしょうか。

コードギアス 反逆のルルーシュ Sound Episode 1

　
　

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